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08 宝剣岳・千畳敷カールへ
千畳敷カール 宝剣岳とナナカマド 千畳敷カール 宝剣岳とナナカマド 前から狙いをつけていた宝剣岳(千畳敷カール)。歩かずに2612m日本一高い(標高です)ホテルに泊まれます。初日はガス渦巻く中、時折顔をのぞかせるサギダルや宝剣の勇壮な姿に圧倒されます。夕食後(この日、下界は34度の残暑厳しき日だったようですが・・・)厚手のフリースの上に厚手の防寒コートを着込んで星が現れるのを待つこと1時間(寒かった〜)、にわかに晴れ上がり満点の星空。結局、12時(夜中です)過ぎまで夢中になってしまいました。久しぶりにF3も登場。
その1 駒ヶ根駅〜
駒ヶ根駅 駒ヶ根駅 駒ヶ池 宝剣岳遠望(路線バスより)
駒ヶ根駅前通り JR駒ヶ根駅〜ロープウエイ駅(しらび平)まで
こじんまりとした駅。カンコンカンコン踏切の音がしたんで、走っていって撮った電車。左は駅前通り。横浜から高速バスでこの駅まで。ここから路線バスでしらび平へ向かいます。途中、駒ヶ池(上3番目。手前のザックは愛用のミレー)を通り狭い道をぐんぐん登り(運転手さんは大変そうです)、しらび平へ1時間の道のり。一番右の写真は、中央に目指す千畳敷(宝剣岳)が見えます。

※この欄の5枚の写真は拡大写真を載せてません。つまんないので。
その2 駒ケ岳ロープウエイ
しらび平 ロープウエイ駅 ロープウエイから南アルプス方面 ロープウエイからみえる川?滝? ロープウエイからみえる川?滝? ロープウエイからみえる川?滝? ロープウエイの最も急勾配部分
ロープウエイ 千畳敷間近!宝剣にガスが・・・ 駒ケ岳ロープウエイ
高低差950mを7分30秒で登るロープウエイ。上りはあまり感じなかったのですが、下りではお腹がス〜ス〜します。ロープウエイからは駒ヶ根高原や南アルプス連山が良〜く見えます。終点の千畳敷は2612m。眼下に雲海も広がります。
団体をやり過ごしたら、乗客は私一人。ガイドさんもノリが悪そう。下を見ると、いたるところに滝のように流れ落ちる川があり、その水量には少々驚かされます。上右の写真は駒ヶ岳ロープウエイの中で最も急勾配な部分。下右は間もなく山頂駅。ほぼ中央の宝剣岳にガスがかかっています。イヤ〜な予感・・・
その3 ホテル千畳敷
千畳敷ホテル カールからの千畳敷ホテル ホテルの目の前の駒ケ岳神社 千畳敷カール
M&Mがパンパン。拡大写真無しです ホテル千畳敷
別にこのホテルが千畳敷ではなく、千畳敷カールにあるホテル。ピンク色のこじんまりとしたホテルで従業員の方たちも親切でとても気持ちの良いところです。到着したとき、気さくなおじさんが部屋まで荷物を運んでくれたり、日の出の時間やら何やらいろいろと教えてくれました。後でわかったんですが、このおじさんが支配人さんでした。情報、ありがとうございました。南アルプス(駒ヶ根高原)方面(東向き)向きの部屋と千畳敷・宝剣岳向きの部屋があります。私は南ア向きの部屋でした。どちらも甲乙つけがたく、今度行くときは宝剣側をお願いしてみようと思います。
流石に2600m、気圧が低いようで、非常食に持ってきたM&Mの袋がパンパンに膨らんでました(左写真)。遠くにロープウエイと駒ヶ根市街が見えます。
その4 千畳敷カール界隈
宝剣岳 伊那前岳 稜線 サギダルと夕日 宝剣岳
伊那前岳 稜線 千畳敷カールと宝剣岳 千畳敷カール界隈
千畳敷に着いたのは既に午後2時近い時間。宝剣はじめ山々は完全に逆光状態で、ガスもかかり、あまり撮影には良い条件ではなかったので、ちょいと雲でも撮ってみました。
その5 ホテルの部屋から南アルプスの山々
南アルプス
南アルプスと駒ヶ根高原 南アルプス 左から北岳・間ノ岳・濃鳥岳・富士山 南アルプスと駒ヶ根高原
ホテルの部屋から南アルプスの山々
初日夕食までの時間で撮影できたのはこの程度。夕日が沈む頃、やっと南アルプスが見えてきました。大好きな甲斐駒ケ岳もやっと顔を出してくれました。甲斐駒はどこから見てもそれなりにカッコイイんですが、私は八ヶ岳側から見るのが好きです。北岳(3193m※2004年10月から。山頂南で山頂より80cm高い岩盤が確認されました。山頂は3192.4mのままです。)は、富士山に次ぐ日本第二の高峰です。
次回は宝剣岳の星空と2日目の日の出です。

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