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週刊 「村」2009
雄国沼のニッコウキスゲとコバイケイソウ
雄国沼(おぐにぬま)。
ニッコウキスゲ、コバイケイソウ、つつじの競演
裏磐梯の代表的な湖沼群は磐梯山の火山活動によって生じた岩屑なだれ・泥流により河川がせき止められ形成したのに対し、雄国沼は猫魔ヶ岳の火口に堪水し形成したカルデラ湖。
外輪山を形成するのは猫魔ヶ岳(ねこまがだけ:1,403.6m)、雄国山(1271.2m)、古城が峰(1287.8m)、厩岳山(うまやだけさん、まやだけさん:1261m)など。
沼の周囲は4km、面積は0.5ku(平方キロメートル)。
標高は約1100m。
雄国沼いったいは国立公園第一種特別地域、また、湿原約180haが国の天然記念物に指定されています。
金沢峠から急坂を下り、約30分で雄国沼に到着します。
ニッコウキスゲの大群落が有名なことからシーズン中は一般車は峠まで入れないので、麓からシャトルバスで数え切れないほどのヘアピンを通って金沢峠に入ります。
ガスの湧く雄国沼。
ニッコウキスゲが満開に近く、コバイケイソウもところどころに見られます。
時折ガスの向こうに太陽がぼんやり見えます。
喜多方からの帰り道、ロケハンのつもりで寄ってみた雄国沼。
予想をはるかに超える良いところでした。
私としては、花の競演よりも湧き上がるガスが楽しかった・・・。
雨が降らないのが不思議なくらいの天気が逆に幸いした磐梯ミステリーツアー最終日でした。