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CHa-Ki 的思考回路
2016年2月21日:文字?
以前、「北」という漢字が書けないという話を書きましたが、今度はどうも、もっとアヤシイ話。
 
常用漢字指針案で示されたものが右の新聞コピーです(21日神奈川新聞)

随分昔の漫画です。
お手伝いさんに雇ってもらうための試験が「女」という字を書け、そこのオチ(合格)は、女のノが飛び出さないこと。
 
「トメ」「ハネ」に間違いがあっても間違いじゃないとする「文化審議会漢字小委員会」が決めて、4月に文化庁が指針をホームページで公開し、書籍化も予定しているようです。
 
さて、右上の表ですが、どうも、どれが正しいか分からないものもあり・・・言は一番左だし、実は上半分右で下半分は左だし、保にいたってはどれか良く分からない(ヤバイ!他人のこと言ってる場合じゃないか・・・)
 
前にもどこかに書いたかもしれないけど、伝統は変化しなければならない、とする専門家にくってかかったことがあり、私は、伝統は変えてはいけないもので、やむを得ず変化してしまうことだけ許容する派※です。
 
変化していくことが伝統なら女のノが抜けても良いけど、やむを得ない派はノが抜けてはいけないのだ!

やっていいことと悪いことがあるのは、中学生くらいには十分にわきまえるはずだと思います。

頭の良い(と思われてるし、本人も思ってる)人たちが集ってノが飛び出してもOKとは・・・
 
NHKは「ざん」にアクセントのある登山であり、先日、びっくらこいたのは「み」にアクセントのある紙と同じ発音の神。
さらに網の絵と読んで網の柄なのだ。

偉そうな人たちは大抵間違っている(かもしれない)のだ! 
 
※ある意味、許容するというより、自然の流れでそうなってしまったことに誰も気付かないということ。
変ったことを誰も指摘できない中で変化することはやむを得ないというのが私の考えです。

意図的にアクセントを変えていることは、伝統も何も関係なく、単に日本の文化を壊そうとしているだけ、という判断です。

そろそろ「間違った発音・狂ったアクセントを止めないと受信料払わない!」とごねてみるとしますか・・・
 
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