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特設サイト オリンパスレポート
Report 04:まず、3つの機能を試して・・・
Report 01: レポート開始!
Report 02: とりあえず、使ってみる
Report 03: とりあえず、撮ってみる
Report 04: Ext、あおり、HDR
号外: 被写界深度ほか
Report 05: 動くもの
Report 06: 山手界隈 昼と夜
Report 07: 室内+フラッシュ
Report 08: 最終回
通常の写真からチョット離れた少々面倒な話です。

しかしながら、いろいろな機能があれば、とりあえず使ってみたいのが人情ということで、手始めにオーソドックスな3つの機能を試してみます。

1.あおり撮影
    連想ゲームなら「PCレンズ」-「PCメガネ」-「ブルーライトカット」がトレンドかな?
カメラマンの世界ではPCというとPerspective Controlレンズ、いわゆる「あおり撮影」ができるレンズ。

Perspectiveというのは「遠近法」「透視図」などと訳されます。

建物などの完成予想図を「パース」と言いますがPerspectiveの省略形、日本人の得意とする「英語を短縮した日本語」なので外人には通じません(笑)。

話を戻します。
PCレンズはとんでもなく高価です。
それがカメラ内で簡単にできてしまうというのはチョットうれしいですね。

もちろん、疑似的にあおり撮影モードを持つコンデジもありますが、E-M1 Mark IIのあおり撮影は一線を画していると言って良い?
高価なPCレンズを使わず低価格で建築写真を撮れるかも。


2.デジタルテレコン(テレコンバーター/エクステンダー)
E-M1 Mark IIでは2倍のテレコンです。

PCのトリミング(クロップ)は単純に切り出しますが、カメラ内蔵のテレコンでは画質劣化を最小限に抑えるための画像処理をしながら「中央部」を切り出します。

この中央部を切り出すところもミソ※です。
※基本の基本ですが、レンズ・撮像素子ともに中央から外側へ行くほど様々に劣化します。
そんな、デジタル一眼系カメラの常識とも言えるテレコンを使ってみます。


3.HDR(High Dynamic Range)
これも、もう知らない人がいないほど普及してきてますね。
ちまたには、油絵ですか?っていう写真も氾濫しています。

例えば、明るさを変えて3枚写真を撮って、
Aの明るい部分+Bの適正露出部分+Cの暗い部分
と各写真のイイとこ取りをすれば、全体的に均一な明るさの写真が出来上がります。

一般的にはパソコンで処理しますが、E-M1 Mark IIでは、カメラ内でできるのでカード容量が節約できるのも良い点かもしれません。


これらの機能は私でも簡単に設定できるので試してみます。

あおり撮影
カメラ位置を変えずにカメラ内の「あおり撮影」モードでどれだけ「あおれる」か?

この「あおり」は横方向・縦方向ともにコントロールできるので、やりようによってはPCレンズを使ったような建築写真的なものも撮れます。


おバカなGIFアニメを作ってみました。
ホームページ内で動くなんて「狂ってる」としか思えません(笑)。
 
GIFアニメの貼り付けが良くわからなくて、ず〜〜っと動いています。

「何かが動いているページ = 最低のサイト」ですが・・・
 
デジタルテレコン
M.ZUIKO 12-100mm  12mm
最広角、35ミリ換算で24mm。
夕方近くになってから、のこのこ出かけたので、光もへったくれもありません。

とりあえず、テレコンでどうなるか?ということだけです。
M.ZUIKO 12-100mm  100mm
シャッター速度1/80秒 絞りF8 ISO200
F8まで絞っていますが、屋根の上の避雷針にどういうわけか、色にじみが・・・しかし、色は色収差だけど、レンズ原因の色収差とはどうも違うような・・・まっ、いいか・・・
M.ZUIKO 12-100mm 100mm+テレコン
データは上写真と同、カメラ内テレコン2x
35ミリ換算400mm、チープな三脚と純正レリーズを使っています。
デジタルテレコンとは思えないくらいに撮れています。
半切(A3サイズくらい)までなら問題無いでしょう。
 
HDR
結論を先に書きますが、ペンディングにします。
動きの早いものはNGじゃろうということで、手を勢いよく大きく振って歩いてもらいました。
結果が下の通りですが、問題はそこではなく、動かない部分でも画質が落ちるんじゃないかと疑っています。
ここはもう少し検証するので保留します(PCで合成するためのカメラ設定もあるので)。
 
赤枠で囲ったウデの部分をアップにします。
考えるほどもなく当たり前で動きの早いものは透き通ってしまいます。
色が全く違うものなら、また別の結果になるかもしれません。

とりあえず、動きの無いもので、明暗の大きい被写体の時だけ使う、もしくは特別な意図があるときだけ使うのを大前提にしたほうが良さそう。
   ※動きの無い被写体の画質は次回以降に延期します
 
生業が超忙しく、迫る納品日にあたふたしながら半徹な日々が続いています。
という中で、オリンパスの期限も切られているので、8月に入ったら高速で動くものや動物も撮ってみようかと思っています。
と言ってるそばから台風がおかしな動きで戻ってくるし・・・天気悪いしぃ・・・

今回も半端なレポートですが、赤レンガ2号館の夕暮れ写真を1枚だけ載せておきます。

 
横浜赤レンガ倉庫2号館夕暮れ
焦点距離:61mm  シャッター、絞り:1/250、F8
その他のEXIFデータはこちら

横浜赤レンガ倉庫は屋根のてっぺんの「避雷針」に苦労します。
全て出すと間抜けな感じになるし、かといって切れば切ったで「何で切った?」という問いが生まれます。
今回は、高いほうの避雷針の飾り部分までにして、その上の棒の部分はカット。
ホントは青空がイイんだろうけど、曇天夕方でガマンしていただいて、次回に続きます
 

次回は、
1.高速で動くもの
2.馬
でも撮りに行こうかなぁ・・・
7月15日から1か月かぁ、被写体に苦しむ難しい季節だよなぁ・・・
ちゃちゃっと物撮りにしちゃおうかぁ・・・

  
【コラムColumn】
色温度のお話
日本の夏は花火。

今回は、花火と色温度の話を少々。

十数年前、確か、2003年頃に熱海の花火大会を撮った時の写真です。ビデオ雑誌の特集を書いていた時で、マイクの違いで音がどうなるか?みたいな取材です。

ビデオカメラ回しながら写真を撮っているので、写真は後にも先にもこの3枚しかありません。
 
RAW写真を3200K※で現像
 
RAW写真を5600Kで現像
RAWというのは輝度と色を別々に記録するので、撮る時ではなくパソコンで画質を落とさずに色を決めることができます。

上の写真は左右同じものですが、左はタングステン(電球マーク)、右はデーライト(太陽マーク)で現像しています。
 

色温度の詳細は別項に譲ります。

ぶっちゃけ、どっちが好み?というお話です。

私は左のタングステンで現像したほうが好みですが、右が好きという方も多いと思います。
ここは、「お好みでどうぞ」みたいな・・・

今年の花火大会は色温度を決めて撮ってみてはいかがですか。
 

余談ですが、右の写真は1990年頃の横浜です。
NIKON F3、フィルムはFujiのVelvia50。

30秒くらい露光をかけているので「相反則不軌」(そうはんそくふき)の影響でグリーンかぶりしています。

当時は緑がイヤでイヤで仕方なかったのですが、今となれば、懐かしい色です・・・
 
※K=ケルビンKelvin 色温度の単位。ついでにミレッドの考え方も覚えておくと役立ちます。
  
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