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甲状腺全摘出の記録
バセドウ病(甲状腺機能亢進症)
症状/診断と治療/薬の副作用、そして甲状腺全摘出手術、手術後
14:ヨウ化カリウム その後
2017年12月

結局、どうも、ヨウ化カリウムが慢性化してるのか?腫れが戻ってきてるようです。
その経過も記録として書いていこうと思います。

随時追加していきます。
 
12月22日
診察から3週間。
腫れが引くどころか、かえって悪くなったとさえ思ってしまいます。
チョットしたぬか喜びだったのか・・・

間違いなく一瞬腫れが引く気配がしたのですが・・・
引いたから余計に今がひどくなったようにも思えます。

筋肉ツリも増えてきました。
結構、力の入れ方には気をつかっています。

この1ヶ月で皿を3枚落としました。
皿なんて、3年に1枚割れば十分かと思いますが、歳のせいか、ほかの原因か・・・
 
今年の気候かもしれませんが、指先の割れは格段に減りました。
オープンロケが激減したのも理由の一つかもしれません。

指先ケアにものすごく気をつかっていることも確かですので、何とも言えませんが。
間違いなく改善したのは、夜、寝ている間の耳しもやけ。
去年までは、今頃には既に耳しもで痛くなっていましたが、今年はまだ大丈夫。

もしかすると、心不全の改善が血行を良くして末端の血液循環が良くなってきているのかもしれません。
爪はがれも無くなっています。
心臓の働きが良くなって、さらにワーファリン系の効果で毛細血管まで十分に新鮮な血が行き届くようになったのかもしれません。

手のひらの赤紫になってた色も元に戻りつつあるし、全体的に見れば良くなってきていると考えたいところです。
気になるのは、いったんはほとんどおさまった指の震えがまた出てきたような気がしないでもないというところでしょうか。
 
声は見違えるほど出やすくなって、会話には事欠かなくなり、鼻歌でもボロボロだった音程が戻りつつあります。
カラオケも大丈夫かも!と思えるほどです。
5時間歌い続けられたのは遠い昔、ですが、ワンフレーズもままならないような状態から、今なら10曲いけそうな気配です(笑)。

しかし、やたらといろんなものが喉に引っかかります。
食べ物、飲み物はもちろんですが、食べてない時でもタンが引っかかることがあります。
このへんが多分、喉の腫れと連動してるのかもしれません。
 
体調の悪さを認識して2年半。
受診して2年。

今日、久しぶりに天王町の橘樹神社の狛犬にあいさつに行ってきました。
震災も忘れて、もう、願うのはわが身の回復だけ。
鹿介にはなれない・・・自分の浅ましさだけです。

次回受診日は2月2日、ぞろ目で何か良いことでも起きないだろうか・・・
 
2018年1月3日 残しておかなければと思い、書いておきます。
昨年末、特にクリスマス以降、めちゃめちゃ体調悪い。
気力が出ないのが顕著になってきて、やらなければならないことさえままならない。

25日サイネージの撮影は頑張って何とか終わらせて。
26日高円寺のロケは気力で乗り切り。
28日のインタビューはこれまでの経験と余力で何とかなった。

つい、年末に実家に行くと電話をしてしまい、31日の夕方から元日の朝まで実家へ行き、さらに体調を悪化させてしまった。
 
よせばイイのに、2日に大山阿夫利神社に初詣に行き。
もう限界に近い中、今日、大和の芸能・門付け。
ずっと担ぎのオープンロケを終わらせて、良く帰ってこれたというような状態。
 
で、その、体調はというと、ツリがひどくなってきていて、体中のだるさが半端ない。

あちこちの痒みも日増しにひどくなってきている。
指荒れもひどい。これは、毎年のことか・・・

眠さがひどい。
8時間寝ても眠い。

起きてから5〜6時間はOKだが、それ以降は睡魔との闘いで、本来、編集に取り掛からなければならないのに、そうする気力が出てこない。

どうも、腕を上げるだけでもキツイ。
チョット体を動かすのも難儀。

言い訳ではなく、大掃除どころか、クリスマス以降は掃除機さえしていない。
窓ふきはおろか、台所の流しやガスレンジさえやりっぱなし・・・
機材の片づけも手付かず。やらなければならないことが山積みなのに・・・
これは、かなりの重症かもしれない・・・
 
今週中にやらなければならないのは、
1.キャノピーのブツ撮り
2.キャノピーを付けた犬のスローと散歩撮影
3.自分の写真を撮ってカルチャーセンターに送る
4.確定申告
5.振り込みやら何やら銀行系事務作業
6.ナレーションのスケジュールとナレーター手配
7.キャノピーの台本完成させる
その他、もろもろがあり、そもそも無理だな・・・
 
気力・体力の限界が見えるのが歳のせいか・・・
ガンバルしかないのか・・・
いずれにしても、やるっきゃないのだが・・・
 
2018年1月24日 久しぶりに腹筋つった!
大雪と大寒波にもめげず、とりあえず、確定申告を除き完了し、まあまあ一息で熱い風呂で久しぶりに腹筋が・・・
今回は右の一番上。みぞおちに一番近いところ。
激しい痛みはすぐに引いたけど30分以上、けっこう長く後遺症のように痛みが残ったのにはチョット閉口します。

甲状腺の腫れは引く気配すら無く、しかし、圧迫感には慣れてきてるのか・・・
頭は片手で洗うみたいなテクニックが身についたというより、「なるようにしかならない」という半ば精神的あきらめがマイナスなのにプラス材料だけど、手足が「つる」のはどうにもならない・・・

今年に入っても数回皿系を割りそうになるし、包丁も落として危ない目にあっています。
撮影中ももちろん、容赦なく・・・
フォーカス・ズーム・アイリスリングをつかさどる左指かと思いきや、つるのは9割右手。
鍛え方の問題か?
そういえば、足は両足均等につるしぃ・・・
 
しかし、やはり、きついのは気力。
精神力が続かないのは結構な赤信号?
うつ病?
精神的にヤバい?
って思ってるからまだ大丈夫かな。

年末年始の体調の悪さもいくらか落ち着いて、毎日きっちり8時間睡眠を取って、食欲もいくらか出てきてますが、やはり、疲れやすさはひどく、今、怪獣に追われても50m以上走って逃げるのは無理かな・・・

そもそも極細になってる上に、続かない「気力と体力」・・・
 
まもなくダンコレも始まるので、来週の診察の時に先生に聞いてみたいことが3つ。
1.ここでヨウ素剤を中止したらどうなる?
2.そもそもメルカゾールを止めたらどうなる?
3.いっそのこと、薬そっくり止めたら?

どうも先生に聞くより、「ダンコレ期間中だけでも」とか言いながら禁薬しちゃいそうな自分が居るんですが・・・・・・・
 
2018年2月2日 2ヶ月ぶりに受診
こないだの大雪の残りがあちこちに残ってますが、性懲りもなくまた昨夜から降り続く雪。
朝起きたら真っ白・・・一気に気力がなえます。

もう、雪だのなんだの言ってられない超スペシャルに悪い体調があり、何が何でも病院へ行く覚悟ですが、完全に出鼻をくじく雪・・・

自分はしっかり準備していても、いまだに夏タイヤで走るタコがいるので困ります・・・

しかし、天は我に味方セリ。
昼近くになると気温も上がり、道路も何とかOKになり車で病院に向かいます。
 
「体調悪すぎて、来週の厳しい期間だけでも薬止めたらどうなります?」
と勝手に止めるのも何なので、いちおう、聞いてみます。

「いやいや、実はすっごく薬が効き過ぎてるから、薬減らします。」
「薬を一時的にでも止めるのは絶対NGなので、必ず飲んでください」
などなど、ということで、

ヨウ化カリウム(ヨウ素剤)は停止。
メルカゾールは3錠から2錠に。

これで来週は何とかなるかも。
という希望が見えてくるかも。
 
先生は、私のことをどうも「薬が全然効かない人」と思ってたんじゃない?と思うくらいにウキウキしてるような・・・
急に薬が効きだしたので、さんざっぱら勧めていた摘出手術のての字もでません。
相変わらず、メジャーで測ったり、触診して、甲状腺の「亢進症」であることを再々確認します。
腫れが引かないのは時間の問題ということのようです。

帰宅して血液検査の結果を見れば、
「あっちゃ〜、そりゃあ、そうだよなぁ」
という数値です。
最悪です・・・
TSHが3ヶ月前の1300倍、2か月前の450倍!
FT4が基準値の半分
などなど。
これで体調良かったら怖い・・・
 
「チョット希望が持てる」のかもしれませんが、とりあえず、この
1.体中ツリまくり
2.力が入らない
3.不意に力が抜ける
4.ダルダルにだるい、何をする気力も無い・・・
という最悪の状況から抜け出せれば良しとします。

ひと月以上鍵盤にさわってないかも・・・
せめて、人並みの生活に戻れば・・・

甲状腺の腫れは相変わらずなのですが、それ以上に体調が戻ってくれることが今は大切・・・
 
15:ヨウ化カリウムを中止して・・・
目次
01:前フリ(恥をしのんで…最悪の生活習慣)
02:症状と言えるかどうか?
03:心不全。不整脈と心房細動って何?
04:横浜市立市民病院 循環器内科 納豆人間復活!
05:甲状腺機能亢進症(バセドウ病)
06:副作用
07:体重のこと、甲状腺の腫れ

08:そして・・・ぶり返し
09:薬と症状の因果関係の訂正?
10:1年が過ぎて、当たり前だけど2年目に突入
11:トレッドミル検査
12:アイソトープ治療の行方
13:ヨウ化カリウム
14:ヨウ化カリウム その後
15:ヨウ化カリウム中止、メルカゾール減らす
16:メルカゾール限界量に挑戦
17:最後の決断
18:横浜市立大学附属病院
19:全身麻酔、甲状腺全摘出手術
20:最終回、退院後初検診
Add:2019年6月、術後10ヶ月、完治宣言!
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