ビデオ制作 100のルール

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編集 Rule.007 台本その1「企画」 
ディレクターの一番大切な仕事は
「視聴者に伝える」
ことです。

「伝える」ことの意味が分かって、「伝える」手法が分かっていれば映像制作なんて超簡単です。簡単なはずです・・・

しかし
「言うは易し! 行うは難し!」
です。
伝言ゲームよろしく、正しく伝える難しさは誰でも知ってます。

「伝える」ために膨大な約束事を守り、時には破りながら試行錯誤を繰り返すわけで、そこがディレクターの一番の面白さでもあるわけです。

その手法をひとつひとつ、ひも解いていきましょう。

まず、第一段階として「企画」があります。
では、企画段階で
何をするべきか?
何が必要か?
を考えていきます。
 
私は企画という言葉自体が間違いを起こす元凶だと考えています。

企画=「計画を立てること」(小学館国語辞典より抜粋)
じゃあ、
計画=「ことを行なうため、まえもってその方法などを考えること」(同)
という堂々巡りです。
企画計画にあてはめれば、「ことを行なうため、まえもってその方法などを考えること」「を立てる(考える)こと」

あやふやな、ほんわかした言葉です。


夕ご飯を作るとき、
「今日は寒いから温かいものが食べたいな」
と思います。

これは、もう既に企画を通り越していて、「構成」の一歩手前まで行ってしまっているから話がややこしくなります。
 
夕飯を作るというのはすでに企画の第二段階を超えてしまっている。
その前に、夕飯を作るのか?出前か?外食か?が問われるはずだし、その前に、食べるか食べないかも問われるわけです。

企画が持ち込まれたとき、クライアントは既に構成どころか撮影の手順まで考えているのが、ややこしくなる前兆です。
クライアントの頭にこびりついた映像を引き剥がすのには手を焼きます。

「そもそも・・・」
は常に頭の片隅にいるようにします。

「そもそも、映像にする必要があるのか・・・」
これが企画の始まりです。
 
では、次回はこの企画段階で必要な3Tの中の最初のTです。
次回:台本その2「最初のT
 
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