PageTOP

能動ドットコム > ビデオ制作 100のルール > 編集のルール
編集 Rule.008 台本その2「最初のTは、Terget」 
その前におさらい。
企画のポイントを繰り返しておきます。
私、しつこいです。

ドローン、ハイパー(タイム)ラプス、ワイプは言わずもがな、三次元特殊効果やらCGやら・・・クライアントは自分たちの得られる情報の中から絞り出した撮影方法や特殊な編集のことで頭がいっぱい。
「なんで、今さらTergetなんて言い出すんだ?」
です。

辛いところですとしか言いようがありませんが、ディレクターの仕事は「クライアントの凝り固まった頭の切り崩し」から始まります。
 
最初のTはTerget。
誰に、もしくは、誰のために?

わかりやすく言うと、
「アメリカ人向けに日本語で作っても仕方ないよね~」
「小学生に自動車の運転教えても仕方ないよね~」
だよねぇ。
「納得!」
って、そんなに簡単なら苦労しない・・・
 
いまだに、このTergetの選定ってビデオ制作の中で一番難しいと思っています。
逆に言うと、この選定に間違いが無ければ、その制作は成功するしかない、失敗はあり得ないわけです。

私が提唱し始めた四半世紀前に比べ、今では猫も杓子も「ターゲット」を連発するようになり、そのおかげで、このターゲットの話が、しにくい、しにくい。

白黒つけない時代だからホンワカに
「誰に対してのメッセージなの?」
くらい柔らかいから始末におえません。

痛いほど分かりますが、
学生にもビジネスマンにも主婦にも年配者にも・・・
って思いますよね。

しまいには「日本国民」1億2千万人なのだっ!!!
って願いますよね。

気持ちは良~~く、分かります。
 
男性化粧品って「男性向け」なので、
ターゲットは男性
なんて思ってません?
そこまで「わからんちん」じゃない?

じゃあ、
主婦向け商品のターゲットは主婦?
スポーツカーのターゲットは男性?

チョット待てよ・・・となりません?
ターゲットって、何をもって、ターゲットと言えるの?
だんだん分からなくなりません?
 
それでは次回、ここをネタに書いていきましょう。

月刊誌「小学1年生」のターゲットは6~7歳の子どもである
 
次回:台本その2Terget その2
そのうち、ちゃんと書きますよ!予告になってしまいますが、机上論の中で一番嫌いな言葉が
起承転結
その次に嫌いなのが
5W1H
で、いつも鼻で笑ってしまいます。
もちろん、私もサイトの中で構成論として書いていますが「ビデオ制作」という分野においては、起承転結はそもそも論外だし、5W1Hも実にアヤシイのです。
そういう仲間として「ターゲット」を意味なく持ち出すから話がややこしくなります。
制作の「ターゲット」は、これらと並列で考えられるほど簡単には終わりません。

起承転結・5W1Hがビデオに適用されない理由は長くなるので、そのうちじっくり書きたいと思っています。
 
100のRule   映像制作の能動ドットコム