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編集 Rule.009 台本その2Terget その2」 
月刊誌「小学1年生」のターゲットは6~7歳の子どもである。
ほんと?

仮想営業会議をしてみます。(以降、固有名詞も架空と考えてください)

子供が振り向いてくれなければ、そもそもNGなので、編集部は完全に子供ターゲットで作りたい!
しかし、営業部としては、それで良いのか?
って、企画論争になりそうなので、ここは、販売戦略観点でのターゲットを考えます。
雑誌の内容は関係ないことにします。
 
本来、とてもやりやすそうな商品です。
少なくとも、年長さんや小学生の子供とかかわりのない人は無視できます。
甥っ子姪っ子にプレゼントする叔父叔母みたいな系統も無視しましょう。

まず、ターゲットとなりうる人をおおざっぱに選びます。
1.読む子供たち
2.母親
3.父親
4.祖父母
5.小学校の先生、PTA(以下先生)

※本来、広告媒体は後からついてきます。
しかし、一般的には、媒体が決まっていることも多く、その点も考慮せざるを得ません。

どうしても、1~5全部をターゲットとしたい!
とは言わないことにします。

まず、1は内容にかかわることなので削除します。
4も、せがまれて金だけ出すとして削除します。
チョットだけ狭められました。
 
1.金の管理をしている母親
2.決定権を持っている父親
3.影響力のある先生
ここで、とりあえず、2.父親は無視します。

ターゲットが
母親
先生
に絞られました。

先生を介して母親に営業する場合はここでは割愛します。

ざっくりこうしてターゲットが決まるわけですが、一番大切なことは、ここに至る過程ではなく、最初に提示した「ターゲットとなりうる人」のピックアップです。

多くの場合、
「オヤジは関係ないし、母親ターゲットで進めようよ」
「そうだそうだ」
という流れが多いかもしれません。

ターゲットの洗い出しはサッと流さず、じっくり検討します。
会社では、使う人やら購入許可をする人やら何やら出てくるのでさらにややこしくなります。
今回は、使う(読む)人がターゲットにならない場合を考えました。

また、ターゲットをもっと狭めて
PTAの役員をしている母親
教育熱心な母親
モデルにして将来の芸能界入りを目指すママ
などなど、ピンポイントで媒体やタイミングを決めることも良くあります。
ターゲットは狭いほど、制作は楽になります。

今回はここまでにしましょう。
ってさらっといっちゃっていいのかなぁ・・・

次回は2つめのTを考えます。
 
次回:閑話「Intermission」
ちなみに、ここで、どうしても、母親と先生と2つのターゲットになってしまうときは、それぞれのターゲットについて別々のテーマ等で検討が加えられていきます。
ターゲットを「母親と先生」にすると、それぞれ、考え方や立場が違うので、めちゃくちゃな出来あがりが想像できますよね。

いずれにしても、ターゲットはこのまま終われません。
どんどん突っ込んで深く深く入り込みます。
ルール100番くらいになるとかなり深くなるのかなぁ・・・
 
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