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パソコン基礎の基礎

第2回:LUNAってホントにいいの?
初めてWindowsXPをインストールすると、デスクトップには「ゴミ箱」が大平原にポツンと1個置いてあるだけ。
基本的には全て「スタート」から入りなさい。という仰せのようです。
 
私は、講義で使うので「LUNA」ではなくクラシック画面を使っています、という大義名分もあるのですが、実は、デスクトップが派手なのは性格的に合わないというのが一番の理由。長年パソコンと付き合っていると、現在のようなメモリー・HDD使いたい放題というのはいささか気が引けるものです。「Simple is the best」ってところでしょうか。
 
さて、鳴り物入り?で登場したWindowsXPの基本デスクトップLUNAですが、メモリーを食いすぎるというのがもっぱらの下馬評のようです。
 
「推奨RAM容量の倍が最適」というのが私の持論なので、Win98SE・Meは128MB、WinXPは256MBというのが相場でしょう。98系統ではRAMの使い方が下手で128MBを超えてRAMを積むとかえって遅くなる場合もあり困惑したものですが、XPでは積めば積むほど良いようです。私は256MBで快適に使っています。画像処理が多いので値上がりする前に512まで増やそうかとも考えましたが、大義名分があるので256をキープしています。
 
XPの推奨RAM容量は128MB以上。これすなわちGUI に食われているって証拠じゃないかと思っています。
  1. 無駄にRAMを使わない。
  2. 無用なCPU負担を避ける。
という意味ではクラシック画面が良いような・・・。
上の画では見えにくいと思いますが、タスクトレイの表示も時計以外は1つです。たくさん見えるのはIME(日本語入力システム)をタスクバーに入れ込んでいるからです。XPだからリソース不足はおきにくいと思いますが、タスクトレイにショートカットが並んでいるだけでイライラするようになってしまった(マイクロ○○○のせいです)ので、XPでも最小限にしています。
 
LUNA画面でほんのチョットの設定変更してもえらい時間掛かるのは、GUI に相当なパワーをつぎ込んでいる証拠だと思っています。
ここに書いたことは「思います」と書いている通り、多分、です。経験上からくる「勘」というか「匂い」というか・・・。もちろん、98系統でもド派手な画面が好きな方も大勢いらっしゃいますので、好みに応じてということになるのでしょうが、少なくともノンリニア編集を行う場合は負担を少なくが常識ですので、クラシックに戻した方が良いような・・・。最終的には「慣れ」と「好み」の問題になりそうですが・・・。
 
タコ(無駄)な負担を避ける
  1. 壁紙を使わない
  2. タスクトレイの中身はできるだけ少なく(Win98系統ではとても重要)
  3. タスクバーはいつもすっきり
  4. マウスのポインターは基本設定で。(下手な小細工をしない。「ネズミがチュウチュウ猫がピョン」なんて言語道断)
  5. アニメーション表示はメモリーと時間の無駄。
  6. ドラッグ中の表示は切る。
  7. ついでに電源管理はOFF。常にON。
  8. スクリーンセーバも無し(但し会社内などでウラ技として使うのはOK)。ノートや液晶モニターを使っている方にとっては全く意味の無いこと、というのはご存知ですよね。

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