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10 明見湖(あすみこ) |
富士八湖のひとつ、明見湖(あすみこ)。ひょんなことからこの八湖の存在を知ってしまうと行かざるを得ないのが人情というか野次馬根性というか・・・。通称「蓮池」の名前の通り、ほとんど蓮に覆われています。岸辺近くでは地元の子供たちが「入漁料」を払ってバス釣りやザリガニ釣りを楽しんでいます。明見湖は個人所有?らしく、目の前にある「あすみ温泉」でお支払いします。観蓮台?に上ると蓮が一望でき、湖の上を歩く木道(かなり揺れる)も整備されています。 |
富士吉田市歴史民族博物館によれば、 明見湖は富士参詣の人々が登山前に身を清める精進場の一つ。『甲斐国志』に「・・・明見海・・・富士八湖ノ一ナリ」とあり、近世富士講の祖といわれる長谷川角行が水行をおこなった富士八湖の修行場の一つ。 とあります。6湖目は制覇?したので、残る2湖も行かなければならなくなりました。それにしても、なぜ田貫湖が仲間外れにされているのか・・・謎の多い富士周辺です。 |
観蓮台の脇の小川で、何年ぶりだろう、オニヤンマを発見! 撮影中にカメラのストラップに飛びついてきました。カメラを動かすわけにいかないので、ピンボケ覚悟で数枚記念撮影をしときました。最後の1枚はオマケ。山中湖と富士の夜、さすがに8月、富士登山している人がたくさん見えます。 |