|
|
|
|
「海野宿」は、しなの鉄道 大屋駅と田中駅のほぼ中央、北国街道に残る宿場町です。国の重要伝統的建造物群保存地区にも指定されている約650mの古い町並み。海野氏の氏神であった白鳥神社には樹齢700年を超えるケヤキの巨木が並び、歴史を感じます。そして、そのまま飲めるんじゃないかと思うほどきれいな用水路(堰:せき)が街道を流れます。 |
|
|
|
|
「うだつが上がらない」などと良く言いますが、当初、卯建(うだつ=うだち)は防火のために作られましたが、格式や装飾としても作られたようです。左3枚の「袖うだつ」は明治以降に作られたもの。一番右の「本うだつ」は江戸時代のもの。 |
|
|
|
|
2階の出格子に見られる「海野格子」は江戸時代のもので、長短2本づつ交互に組み込まれ、海野宿特有の美しさのひとつになっています。一番右は無理をお願いして築200年の2階に上がらせていただいて撮りました。(一般には室内から海野格子を撮ることはできません) |
|
|
|
|
大屋根の上にある子屋根は「気抜き」、「気抜きの櫓」と呼ばれています。明治になると、宿場の町から養蚕の町に変わり、客室が蚕室として使われるようになり、煙の換気のために造られました。右から2番目は福嶋屋さん。築100年の座敷で食べる蕎麦が美味しい。 |
|
|
|
|
海野格子、卯建、気抜きなどが海野宿の景観を織りなすだけではなく、瓦などにも細かい装飾が施してあり、ゆがんだ窓ガラス(大好き!)や古い看板を探して歩くのも面白い。 |
|
|
|
NIL |