能動ドットコム > 週刊 「村」2008
41 大野山ピクニック
大野山乳牛育成牧場から富士山〜三国山〜不老山 大野山乳牛育成牧場から御正体山〜菰釣山〜木界木山、丹沢湖、三保ダム 大野山乳牛育成牧場から権現山〜畦ヶ丸〜加入道山〜大室山 大野山乳牛育成牧場から大室山〜蛭ヶ岳
朝からきれいに晴れ上がる超スペシャル好天。上の4枚はパノラマチックに撮ったもの。私の今日の目的はこれで達成。丹沢1:50000地図片手にどうしても山とを照らし合わせたかった・・・変な趣味! 前回は雲がかかっていたりで山名を把握し切れなかったのですが、今回はバッチリ!ウレシイ・・・。パノラマ山名はこちら(ポップアップです)
大野山乳牛育成牧場 シリーズ「地球は丸い」 大野山乳牛育成牧場から愛鷹山 大野山乳牛育成牧場から富士山 大野山乳牛育成牧場のススキ
左端、久しぶりにシリーズ「地球は丸い」なんですが、あんまり丸く見えない・・・。愛鷹山(右:越前岳1504m、中央:位牌岳1458m、左の小さなピークが愛鷹山1187m)。富士もすっきり!ここから見ると宝永火口がマッ平らに見えます。右端は大野山のススキ。
番外:
大野山は乳牛を育てるための県営の巨大牧場と言っても良いくらい山の大半が牧場です。この牧場の建設にたずさわった元県職員の方からいろいろな話を伺いました。その中で昔、大野山はふもとの茅葺屋根の茅を作っていたという話があり、車内で「ススキと茅は同じか違うか?葦はどうか?」という話で盛り上がりました。結局、「どうでもいいじゃん」ということに落ち着きましたが、帰ってから調べてみると、茅(かや)という植物は存在しないようで、屋根に葺いて初めて「茅葺(かやぶき)屋根」ということになるようです。私は茅で作った「茅葺(かやぶき)屋根」、わらで作った「藁葺(わらぶき)屋根」だとず〜っと信じていました。ん〜、知っているようで知らない、というより間違っていることってまだまだたくさんあるんでしょうね。
大野山乳牛育成牧場のススキ 大野山乳牛育成牧場のススキ ところで、チョット見にくいと思いますが、左の写真の丘の上のほうですが、水平方向に変なスジが見えると思います。そこいらじゅうの斜面にこのスジがいっぱいついています。上記元県職員の方から伺ったんですが、これって、牛が急斜面を水平に移動しながら牧草を食べているために自然?に出来上がったもので、牛が歩きやすいように人が作ったものではないそうです。この急斜面で育てるので丈夫な牛が育つそうです。開発当初は落ちる牛もいたそうですが、今は全くなく、皆元気に育っているそうです。牛とはいえ、自らを守るために道筋を作っていくんですね。これがホントの「牛スジ」なんちゃって三度笠。
大野山のススキ 大野山のススキ 風も無く、12月のピクニックということで完全防寒していったのがバカみたいに思えるくらいでしたが、きっと、準備万端したのでイイ天気だったのでしょう。お昼も3家族が持ち寄ったご馳走尽くしで満腹!
さらにはお約束の中川温泉でゆっくり温泉気分。いいピクニックでした。
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