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週刊 「村」2009
コキア
国営ひたち海浜公園 みはらしの丘のコキア
もこもこしたコキア。
小さな体を紅葉させます。
ムーミン谷にでてくるような、なんとなく漫画チックでオモシロイ。
残念ながら、前日の台風の影響でかなり倒されてしまっていました。
パンフレットによれば、この実は秋田名物の「とんぶり」で、畑のキャビアとも言われるそうです。
また、漢方の「地膚子(じふし)」という利尿剤だそうです。
パンフレットより小ネタ
「平安時代の記録に、貴族たちの薬用として使われていたとあり、コキアは古くから日本で使われていたことがわかります。」
コキアは南ヨーロッパ原産で日本へは中国から渡来しました。
学名はBassia scopariaといい、Scopariaは箒状のという意味。
和名の「ほうき草」も、枝や茎を乾燥させて箒を作ることに由来しています。
Kochia(コキア)は19世紀ドイツの植物学者「Foseph Koch」にちなんで付けられました。