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2019年5月1日:の「わ」にアクセントを置く人は音痴 |
平成天皇が退位して皇太子が新天皇になり、元号が平成から「」になりました。 この1週間程度はテレビから流れるクレッシェンド「」の連呼にへきえきです。 そして、の「わ」にアクセントを置く、ケツアクセント=クレッシェンド言葉、すなわち、半クエスチョンもどきのいかに多いことか。 なぜ、これが直らないのか? その答えがここのタイトルです。 |
中学の時の英語の先生の持論、 「音痴な人は英語が下手」 これが、半世紀近く私の頭の中で「反すう」されています。 ちなみに「はんすう」のアクセントを 「す」にすれば半数、すなわち、1/2という数学的な話 「う」になるクレッシェンド言葉にすれば、反すう(反芻)、牛のアレです このことから、繰り返し考えることを反すうとも言います。 だから、文字ではなく、耳で聞いたときに ・・・頭の中で半数されています。 とか ・・・反すうの人たちが賛成です。 となってしまうのを避けるために、アクセントはとても大切です。 掲題に戻します。 オンチかどうかというのは、ある意味、心情論的なものです。 そうすると、この思考回路自体、科学的信ぴょう性が失われかねないので、このオンチ話には長い間「鍵」をかけておきました。 |
先日、ある著名な俳優と音楽家の会話で「演技に合わせる音楽」がありました。 ここで、 演出家は「尺に、雰囲気に合わせろ」 音楽家は「それは音楽的におかしい」 という理論です。※詳細は省略 分かっていた気になっていましたが、後ろから思いっきりぶん殴られた気がしました。 そうか! |
オンチというのは、ある意味生まれつきのもので、治しようがないわけで、そうすると、「半数と反すう」を言い分けられないのは、医学的にどうしようもない。 考えてみれば、全員が正しい音程を取れるわけではなく、音痴な人もたくさんいらっしゃるわけで、「わ」にアクセントを置くことが許されないという結論ではなく、 「オンチなアナウンサーでかわいそうだね」 と思わなければならないのだ! 上記の「音楽的におかしい」は「日本語的におかしい」とか「構図的におかしい」と同類語であり、ある意味、 オンチな人に対する差別ではないか! 正論を言うことが差別になりかねないではないか! と思う初日です。 |
平成天皇の最後の2分ほどのお言葉は、推敲されたきれいな文章、美しい発音で、久しぶりに気持ち良い日本語を聞いた気がします。 てやんで、べらぼうめ的な低俗な日本語をしゃべってんじゃねぇよ!と再び、ぶん殴られた気がします。 少しは見習わないと、とせめて今日だけでも思いたい・・・ |