| CHa-Ki 的思考回路 |
| 2006年5月14日：文科省よ、お前もか・・・。 |
| 今年４月から中学校で使われている教科書（全9教科134冊）65冊に計208カ所の記述ミス。 16社のうち12社の9教科全てで見つかった。 誤記・誤植・脱字が多かったという。 最も多かったのが国語で全体の約4分の1。 主な例では「ひらがな」を「ひらなが」としたり、「目」のふりがなが「ま」になっていたり・・・。 |
| 教科書製作会社51社のうち、校正・校閲の専任担当者がいるのはたったの4社。 だから悪いんだと言わんばかりに、今年1月、高校教科書の「政治・経済」でグラフに誤りがあり、大学入試センター試験で教科書通りに解答して不正解になった例があったことから、文科省が教科書会社に点検を依頼していて発覚。 |
| 小学校から大学までのお子を持つ全ての親（ただし、ニュースも見ないバカ親は除く）が、オイオイ・・・と思ったことでしょう。 敵国から教科書問題を内政干渉される以前の問題で、文科省ははたして事の重大さに気付いているのか・・・？ 文科省の管理の元、教科書を作っていると考えているのは私だけでしょうか？ まるで他人事のような文科省のサイトの文言は、 平成17年度教科用図書検定結果 検定を実施した。 検定申請点数は、306点であり、全ての申請図書が合格した。 教科・種目別の検定実施結果は、別紙のとおりである・・・。 やっぱり文科省がOKを出しているように思えますが・・・ 文科省は教科書会社に厳重注意したそうです。 |
| 先日のCHa-Ki的思考回路で「姉歯と国交省」の話を書きましたが、政治の世界に留まらず、日本国全体が何か大きなマチガイに流されいるようで、その問題に誰も気付いていないという最悪の事態になっているような気がしてなりません。 ゆとり教育で円周率は3.14ではなく3として、しばらく様子みたら、諸外国に劣る教育レベルになって慌てふためく・・・。 日本人のモノサシが変わってきてるんでしょうね。 今、中学校の英語では筆記体の文字を書きません。 信じられない話ですが、すべてブロック体で書くそうです。 筆記体のほうがより効率的に早く勉強できると思うのですが・・・ つるかめ算という便利な昔ながらの計算方法も私が小学校の頃には既に無くなっていましたが、結局、必要・不必要の判断のできないお役人に振り回されるしかないようで、子供たちが一番の被害者になるということだけはせめて避けて欲しいと思う今日この頃です。 |
