能動ドットコム > CHa-Ki的思考回路 > 思考回路 |
CHa-Ki 的思考回路 |
2006年9月26日:平成の「ハイ」 |
「ハイ」=はい、かしこまりました。 「ハ〜イ」=しょうがね〜な〜、わかったヨ。 という意味かどうかは別として・・・。 ハイは漢字で書くと「拝」である。 と教える方もいらっしゃり、やはり、謹んでという意味があるようです。 |
先日、Bukuと久しぶりに飲んだんですが、そのときの会話。 Buku:「会社でさ〜、ハイって言ったまま動かない奴がいて、わかったらさっさと動けっ!って言ったんだけど・・・」 CHa:「お前さ〜ぁ、『ハイ』が『かしこまりました、すぐに行動します』って考えてない?」 Buku:「当ったり前だろ!」 CHa:「それ、間違ってるよ。」 Buku:「どこが!」 CHa:「ハイっていうのは、『あなたの言っている言葉が空気振動として鼓膜から脳に(いちおう)伝達されました』って意味だよ」 Buku:「何じゃ、それ」 CHa:「だから、ハイには、『あなたが言ってることを考えて、理解するということは含まれておりません。ましてや行動に移すことなど全く考えられません』ってことだよ」 |
安倍新政権が誕生して初の記者会見、今後の課題として数項目挙げてましたが、『「イノベーション」と「オープン」による経済活性化』は何とか許してやってもいいとは思い(おめえに許されたくねーよ!って言われそうですが・・・)ますが、『戦後レジームからの新たな船出』って・・・。※ 当時は、http://www3.s-abe.or.jp/ だったんですが、削除されちゃいました。 2012年9月時点の新しいサイトはhttp://www.s-abe.or.jp/policy/consutitution_policy こういう人に教育基本法の改正を掲げて欲しくないというのは言わないことにして、と。 今度の教科書では円周率は3.141592って教えて、九九は2桁までやっちゃうのかな? そろばん塾では英語(っぽい日本語)で計算をしましょう! って思いっきりスリーハンドレッドサーティーホーなんてやってるのを見ると背筋がゾッとします。 |
言葉を話す、書くということは、言葉が美しいか美しくないか、語彙(ごい)が多いか少ないかではなく、きっちりと相手に伝わるか伝わらないかが一番大切なこと。 自己満足で「俺はこんなに難しい言葉(日本語発音の外国語や難しい日本語)をしゃべっている(書いている)」と自己陶酔するのもその人の勝手でしょうが、聞かされるほうはたまったものじゃあありません。 先日、久しぶりにノンリニア編集講座を開講しましたが、やっぱり、ページめくりなんかのEffectを使うと「わー、やりたい!」って声があがっちゃうんですね。 そんなとき、小難しいことを言わずに、「飽きるまで使ってください」と申し上げます。 自己満足で終わる人は何も難しいことを必死になって学ぶ必要もないし、こっちがとやかく言う問題でもないわけで、 そのほうがお互いに幸せ! みたいな・・・ ただ、一つだけ言える事は、自己陶酔から目覚めるとビデオはもっと面白くなります。 そしてとてつもなく深くなります。 で、結局、映像湖という底なし沼から這い上がれなくなっちゃうんですね。 あっ、そうすると、映像湖のほとりで美味しいお弁当食べてるほうがおりこうさんってことか・・・ |