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2014年3月16日:メダル噛むなで炎上? | |
オリンピック、パラリンピックが終わったので、もう書いても大丈夫でしょう。 | |
JOC竹田恒和会長の長男で、明治天皇のやしゃご竹田恒泰さんが、 1.「メダルは噛(か)むな。品がない上に、メダルを侮辱することになる」 2.メダルを逃した選手が「楽しかった」と発言することについても「何のために努力してきたんだ」と苦言 3.君が代は聴くのではなく歌え。国歌も歌えないのは国際人として恥ずかしい。また、日本には国歌斉唱時に胸に手を当てる文化はない。直立不動で歌うこと。 という発言をしてあちこちで袋叩きにあっているようです。 |
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プロフィールで書いているので、いまさら隠すこともない・・・、私の最初の佐賀国体では、 「最低入賞、普段通りなら3位以内、上手くいけば優勝もあり得る」 と恥ずかしい話ですが、自分も周囲も「確信」していました。 だから、惨敗の自分には楽しいというような気持ちは全くありませんでした。 2回目の青森国体は、成年男子としての出場でしたので、最高の出来でも入賞止まりだと考えていました。 弱気になっているのではなく、19歳寸前の子どもには、あまりにも厚い壁に見えました。 案の定、惨敗。 ここは悔しいというより、楽しくはないけど、ある意味「十分に満足感」がありました。 |
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国体の後、学生時代の最終レースでダントツの完勝を収め、このときも楽しかったという気持ちはあまりなく、どちらかというと燃え尽きてしまいました。 それ以来、ヨットに触ることもなく生きてきました。 もし、ここでも惨敗していたら、ヨットから離れることはできなかったと思います。 |
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さて、本題に戻ります。 竹田恒泰さんが言った 2「楽しかった」 に関しては、スポーツを全くやらない人ならスポーツマンの気持ちを理解できないので、仕方無いと思えます。 また、本人がどこを目標にしているかも論点にしなければなりません。 ただ、Qちゃん以来気になって仕方なかった 1「噛むな」 には全く同感です。 世間の少ないけど大きな声に流されて、「本人の自由だろう!」というのがすう勢に見えますが、多数決を取ったらきっと「噛むな」派の圧勝だと思っています。 3はいろいろな考えがあると思います。 毎年、卒業式・入学式でも問題になってますね。 正しいのが何かは私にはわかりませんが、少なくとも、「直立不動で歌うこと」には賛同します。 自分が、日の丸を見ながら胸に手を当てて国歌を歌うことを想像できません。 |
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ある意味、どうでも良いことのような話が「大きな話」になるのも面白いと思いますし、その中から派生する様々な、これまで話題にならなかったことがいろいろな人たちの間で討論されるのはとても良いことだと思います。 結果的に、今回はJOCから選手たちに「噛むな!」命令が出ていて、「カメラマンから要求されても断る理由ができた」と安心したメダリストもいたようで・・・ ここでもカメラマンが諸悪の根源かぁ・・・ |