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第1回:XPへの移行(Ver.UP) | |
XPの問題点? |
すでにインストール〜セットアップを終わってしまった方にはあきらめていただくしかないのですが、XPで99%の方が「名前」を日本語にしていると思います。スタートをクリックすると、一番上に名前が表示されます(クラシックモードは非表示)が、ここで、でっかく日本語で名前が表示される場合、
これからインストール〜セットアップする場合、新規購入機のセットアップを行う場合は、くれぐれもアルファベットでお名前をいれることを強く推奨します。 |
ご存知の通り、パソコンは元々英語で動くもの。日本語を使うこと自体無理があるんですね。 「0」と「1」(ONとOFF)しか理解できない機械ですから・・・。 いちおう、基礎の基礎、パソコンはどうして動いているか?の原点を。 まずは、電球を思い浮かべてください。 |
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電球が点いていない場合=OFF=0(ゼロ) | |
電球が点灯している場合=ON=1 電気が流れている場合は1(点灯)、流れていないと0(消灯)ですね。電球1個で2種類の状態をあらわすことができます。 パソコン用語としては、これを「1ビット」と言います。1ビットでは0と1の2種類になります。 |
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さて、CPUに32ビットなどと書いてありますが、これは、32個の電球を持っているってこと。では、RAMやHDDのB(バイト)ってのは?これは、8つの電球をまとめて1バイトと言います。1バイト=8ビットということです。基本的にはバイト単位がパソコンの基本。CPUも昔のZ80などは8ビットCPU、モトローラの68000などは16ビットCPU、現在のPentiumは32ビットCPUとなり、バイト(8ビット)単位で増えているのがわかると思います。 | |
8つの電球が全て消灯=0 (0000 0000) | |
右端だけ点灯=1 (0000 0001) | |
右から2番目だけ点灯=2 (0000 0010) | |
右側の2つが点灯=3 (0000 0011) | |
右から3番目だけ点灯=4 (0000 0100) これを順番に繰り返していくと、 最後は全て点灯=255 (1111 1111) ということで、0〜255まで全部で256通りの数値(文字=状態)をあらわすことができます。 |
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やっと本題です。 英語圏の人々は数字の0〜9、アルファベット26文字が基本。ということは、36種類プラスアルファ(スラッシュやピリオドなど)の文字をパソコンが認識できれば事足りる。 ところが、日本語(特に漢字)は、何千、何万という半端ではない数。そこで、無理やり8ビットを2回使って表示する2バイト文字を使う。 というところが大きな相違。 |
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基本的に1バイトで全てをあらわせる文字しか使わない人たちが中心に作っているソフトなら、2バイト文字というとんでもない表示を強要される日本語に対応するほうがおかしいというところに行き着くのではないでしょうか? 簡単な話、「go」は1バイト+1バイトですが、「行け」は2バイト+2バイト。日本語ではパソコンを作るのは難しいということがわかると思います。 そんなこんなで、WindowsXPは、名前のフォルダーを自動的に作って管理していくOSなので、日本語の名前を使うと少々問題がありそうです。マイクロ***の方も日本語の名前を使って欲しくないと言っていたような言ってないような・・・。 |
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でも、Meとは天と地ほどの差がある安定感。ノンリニアでMeの方は是非ともXPへいらっしゃいませ。 | |
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