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能動ドットコム > 週刊 「村」2005
04 南アルプスあぷとライン(1996年の取材ビデオから)
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平成11年に大井川鉄道井川線開通40周年記念で愛称=南アルプスあぷとラインとなりました。
トロッコのような客車で天井まで2mに満たないちっちゃな客車がとってもカワイイ。
大井川鉄道の終点「千頭」から「井川」まで14の駅があり、ゆっくりゆっくり進んでいくので、1時間45分・・・優雅な旅です。
アプトいちしろ駅ではアプト式電気機関車を連結。乗客は勝手に車両を降りてこの作業を見ることができます。ギアのかみ合うところも見学できます。
乗客が全員車両に戻るまで発車しないので安心。
アプトいちしろ駅から長島ダムまでが日本で唯一のアプト式区間。90/1000=90パーミル(1000mの距離で90mの高低差)という急勾配を線路中央のラックレールと機関車のピニオンギアをかみ合わせて約1.4kmを走ります。
1996年当時のレインボーブリッジ。中央の白っぽい部分が「奥大井湖上駅」当時は遊歩道が整備され、付近を散策できましたが、2005年2月現在では入れなくなっていました。
03 寸又峡・接阻峡・あぷとライン井川線と比較すると面白いと思います。
長島ダムが完成する前は車両から見るとこんな絶景。高所恐怖症の人にとっては地獄絵図です。
ダム湖(接阻湖)になる前は何と70mの高さを誇っていました。迫力抜群です。
線路沿いに歩道もあり、結構スリリングな散歩も楽しめました。
やはり1996年当時の蓬莱橋。
流される前なのでちゃんと往復できました。当時は小学生や自転車で渡る人やバイクに乗っている人もいました。2005年2月現在では修復されていないため途中までしか行けません。
修復工事前なので、木も古さをかもしだし、とても温かみと味のある橋でした。結構揺れるし、欄干も低いのでチョットしたスリルもあります。
蓬莱橋の夕暮れ。
ギネスブックにも載る約900mの木橋。
何とか通れるようになってもらいたいものです。先日訪れた時はかなり修復工事が進んでいましたが、木が真新しくなってしまい、少々趣きに欠けるような気がしてチョット残念でした。
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