能動ドットコム > 週刊 「村」2008 |
40 三角山からシリウスとすばる(昴) |
星撮影会。出かける前に「ダメ元」の了解を取って出発!東富士五胡道路では富士山が良く見えて期待の高まる中、小淵沢へ走ります。天頂は星だらけなのに八ヶ岳はず〜っと雲の中、あきらめて富士に向かいました。夕方は良く見えたのに、富士山も完全に雲の中で裾野さえ見えない・・・やけくそぢゃ〜〜ということで三角山へ大返し。私はほとんど撮影する気力を失っていたので指導に集中、とりあえずの証拠写真として4枚撮っておきました。 | ||
シリウス(Sirius): おおいぬ座α星。地球から見える最も明るい星。−1.47等星。等星にマイナスがあるので、1等星より明るいってことになります。1等星以上の星は14個あるそうです。冬、こいぬ座のプロシオン(プロキオンとも)、オリオン座のベテルギュースとで「冬の大三角形」(夏は直角三角形)を作っています。早い時間なら南東の空に見えますが、撮影したのが午前1時11分なので、ほぼ正中しています。 |
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M45 プレアデス星団 「すばる(昴)」 古くは万葉集にも歌われたれっきとした日本語。須売流玉(すまるのたま)、儒波窶玉(すばるのたま)などと言われてましたが、今は「すばる(昴)」。つなぎ合わせるとか統一するという意味の「すまる」から転じて「統ばる(すばる)」という説もあるようです。写真は、午前0時40分に撮影してますので、やや西にありますが、フツウに見るなら東の高いところに見えます(肉眼で5〜7個程度)。 おうし座にある星団で地球から400光年。今見ている星は400年前の光ってことになる・・・って〜ことは、もしかしたら、399年前に消滅しているかもしれないし、昨日なくなっているかもしれない・・・まっ、太陽だって8分以上かかるわけだから8分前に太陽が消滅していても、のほほんと暮らしていられる・・・宇宙ってでっかいんですね。 下はとりあえずのように「すばる」を形成している主な星の名前を覚書。 ※プレアデスの近くのヒアデス星団 |
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午前1時。江ノ島方面 こんな時間だというのに、町はとっても明るい。江戸時代だったら考えられない状況なんでしょうね。右端にピカッと光っているのが江ノ島、その下のオレンジの点々はR134の街灯です。明るい町は藤沢市と平塚市(右)。 不確かですが、黒い山は「念仏山」だと思われます。 |
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午前1時半。秦野〜松田方面 23時頃から撮り始めたんですが、ほとんど明るさが変わらないのがチョット不思議。それにしても、あまり知られていないと思っていた三角山ですが、土曜日だからか午前2時を過ぎてもひっきりなしに人(99%アベック)がやってきてキャアキャア言って帰って行きます。実は、1週間ほど前の平日にも来ていますが、その時は一人っきりで怖いくらい、ほとんど誰もいません状態でした。 |