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2019年3月5日:レジリエンス、xxx.HEIC、DCI 4K、とりとめなく | |
何とか「福島県に元気を」と思います。 間もなく8年、観光という強い武器の活用を模索し、もがいています。 北海道胆振地震のシンポジウムがあり、聞いてきました。
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※文面の報告をする人や立場や聴衆の上下関係日本語はここでは割愛します。 ※YNU=横浜国立大学の略称。Yokohama National University 気になったのが「レジリエンス」? 一般用語? 知らないヤツが悪い? YNUの講師の中にタイトルに三文字アルファベットを2個ぶっこんで、そのアルファベットが何を意味するのか説明しないし、資料にも何も書いてない。 やはり「そんなことも知らないヤツ」は聞きに来なくて良いということか・・・ |
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江戸末期、1928年に九州に大被害をもたらしたシーボルト台風。 5mの高潮で佐賀藩だけで1万人を超す犠牲者を出しています。 2年後にわずか17歳で藩主となったのが肥前の妖怪・鍋島閑叟。 先見の明で明治新政府の強大な力になったということより、その高潮被害のことで記憶に残っています。 3.11では木更津があわや防潮堤超え寸前事件で東京湾神話もアヤシイ中、横浜地下街や地下鉄、東急東横線の地下化もあり、そのへんの答えが見えるかと思い傍聴しました。 その答えは得られなかったのですが、胆振などの貴重な話を聴くことができました。 |
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話、変わります。 | |
クライアントから送られてきたファイルにxxx.HEICというのがありました。 開けないのでネットを探ると、iPhoneで撮った写真のようです。 iOS(アップルのOS)とWindowsでは昔から互換性でNGが多かったのですが、最近ではほぼ解消されてきてるのかな?と思っていましたが、思い過ごしのようです。 意味不明な変換ソフトをインストする必要もなく、ネット上でJPEGに変換して事なきを得ます。 新しいファイル形式は、ユーザーに対する責任を持って、OS企業同士が互換性を確保してから一般に開放するようにしないと。 どの道を行くのも俺様の勝手ではあるのでしょうけれど。 |
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さらに、ついでに「DCI 4K」 テレビマンにとっては、FHD(フルHD)は1920x1080で地デジは1440x1080で、当然のことながら4Kなら、倍するだけなので数字に弱い私でも3840x2160。 ※ここでは60iは割愛します んじゃぁ、わざわざ頭についてるDCIって何じゃ? |
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Digital Cinema Initiatives(アメリカの大手映画制作会社が加盟する団体)が定めた規格ということらしい。 これまでず〜っと呪縛されてたSMPTE(Society of Motion Picture and Television Engineers=米国映画テレビ技術者協会)の「その次」ってやつかな。 ITU(国際電気通信連合)やEIA(アメリカ電子工業会)も含め、それらの規格をまもっていく、ある意味デファクトスタンダードになっていくわけですね。 4096x2160とチョットだけ横幅のピクセル数が多い。 この横幅の半分の2048の話はアナログからひも解くことになり、超長くなるのでこの辺にしておきます。 |
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さて、本題に近づいてきました。 デジタルシネマの後の「I」、イニシアチブというと、私の小さな脳みそには 「イニシアチブを握る(取る)」 すなわち「主導権」という語しか埋め込まれていません。 逆に40年近く使ってきた言葉なので、それ以外の意味が入らない・・・ で、辞書(プログレッシブ英和中辞典より抜粋)を引くと 1 開始,第一歩,先制,首唱: take the 〜 in supporting the program 率先してその計画に賛成する / have the 〜主導権を持つ. 2 みずからの責任ある決定:on one's own 〜みずからの責任で. 3 企業心,進取の精神;独創力: a man of great 〜きわめて進取の精神に富んだ人 / a company with 〜企業心旺盛な会社. 4 〔政〕イニシアチブ,国民発案;発案権 とあります。 |
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知らないということは時には無敵でもありますが、やはり、とんだしっぺ返しを食らうかもしれません。 外来語、アクロニム、そもそも英語・・・分かりにくくして知ったかぶりする風潮はそろそろ止めにしないと日本語崩壊どころか日本人の頭脳崩壊にもなりかねません。 もちろん、日本の第二母国語が英語になってくれれば一番良いのかもしれませんが・・・ |
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追記:cp+ Film時代とは全く別の意味・目的で使われる2眼カメラ(iPhoneやPanasonicなどのビデオカメラ)に引き続き、3眼カメラも登場し仁義なき戦いはエンドレス。 ビデオ・写真ともに日本製の独壇場とも言えるカメラの世界に「デジタル」という新たな入口ができて、ドローンやスタビ・ジンバルでは完全に後れを取った日本メーカー。 ブラックボックスを作らなかった造船、状況に甘んじた電気自動車(自動運転)、メモリー、液晶・・・ やはり、母国語を正しく使えなければ日本の将来はヤバイかも・・・ |