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CHa-Kiの お散歩Pictures 2019年 別冊 ”奈良寺巡り”
奈良町〜南大門〜二月堂〜興福寺〜元興寺〜薬師寺〜唐招提寺
〜橿原神宮〜飛鳥寺〜岡寺〜長谷寺〜法隆寺〜法起寺〜室生寺
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京終 奈良町
3月29日
左:京終。「きょうばて」と読みます。寺巡りの前に気になって寄ってみました。
平城京の端っこという意味らしいのですが、もうチョット言いようがあるじゃろ!とも思ったりします。
右:興福寺南の猿沢池と元興寺(がんごうじ)の間、奈良町には風情のある通りがあります。
ここから、まっすぐ南下していくと京終駅です。
 
奈良公園の鹿 東大寺南大門
左:早朝の奈良公園付近。まだ人より鹿のほうが多い・・・そのせいか、近づくと逃げるような逃げないような微妙な間合いです。
右:東大寺南大門、早朝。奥は大仏殿。
 
鹿桜 鹿桜
三月堂近くの鹿桜
ここから不動堂に向かう階段の登り口に小さな池があります。
そこでカワセミを見つけました。
カワセミはだいたい居ついていますので、その池で待っていれば、会えると思います。
実は、ヤマガラ(右2枚写真)を撮っている時に、ポンと目に飛び込んできたのがカワセミブルー。
ヤマガラ
ヤマガラ
カワセミなんていつでも見られるのに、つい、目移りして、ヤマガラにも逃げられてしまい、「二兎負うもの」よろしく、撮れたのはこの2枚だけ(涙)
 
東大寺・南大門に向かい、春日野(奈良公園?)を歩いている時に見たことない鳥を「撮り」ました。
カワガラスの幼鳥かなぁ? 判明次第追記します。
ご存知の方、教えてください。
ブレブレですが、写真クリックで拡大します。 
カワガラスの幼鳥で間違いないそうです。
カワガラスの幼鳥?
二月堂 二月堂裏参道
大仏殿 左上:二月堂
右上:二月堂裏参道?

最初の南大門は7時半、左の大仏殿は9時半、2時間経つと観光客で一杯。
気持ちが入ってないので斜めってます。

このころには南大門から大仏殿への参道もまっすぐ歩けません。
仏閣から観光地に代わる時間帯。
興福寺 猿沢池南側から興福寺。

左の屋根が南円堂(なんえんどう)。
きれいな御朱印がいただけます。
右は国宝・五重塔。
730年の建立当初は45mで日本一の高さ。焼失等で1426年再建。
50.1mで2番目に高い。
元興寺 元興寺
元興寺(がんごうじ)
左写真:浮図田(ふとでん)越し右に国宝の極楽堂(極楽坊本堂・曼荼羅堂)、左に国宝の禅室。このカラフルな屋根は飛鳥時代からの瓦が使われています。
右:浮図田の反対側から。左に本堂、右に禅室。

東大寺や春日大社からチョット歩く街中にあります。
南都七大寺のひとつですが、興福寺などとは比較にならない静けさ。
ゆっくりと落ち着いた気持ちで楽しめます。
 
「123456、父ちゃん、あれは六重の塔だね!」「バカ、あれは五重塔だ!」っていうお約束の小話です。
間にある小さい屋根は裳階(もこし)というそうです。
昔の人の知恵は計り知れない・・・
休ヶ岡八幡宮 薬師寺遠望
薬師寺金堂 左上:本来、薬師寺参拝の前に訪れるべき休ヶ岡八幡宮。改修で入れず、反対を向けば近鉄の電車が走る・・・
近鉄電車
右上:仕方ないので孫太郎稲荷の橋から枝垂れ桜越しに薬師寺三重塔(西塔)遠望。国宝の東塔は改修中。ついでに国宝・東院堂もスルーしてしまった。

左:金堂。絵葉書っぽい(笑)

16時に東大阪入りの予定。
次の唐招提寺もあるので、焦って、いろいろパスしました。
横浜から運転してきて、それに加えて結構歩いているので、かなり疲れてきてます。
 
唐招提寺 けっこう好きかも
時間がないんだから、地面撮ってる場合じゃない!とは思いますが。
左:鐘楼と右に国宝・金堂、奥は国宝・鼓楼、実は鐘の左に国宝・講堂。
 
3月31日
無事に大阪の撮影も終わり、ゆっくり、何の予定も無く、ぶらぶらと奈良
橿原神宮 八咫烏
橿原神宮鳥居と御朱印 橿原神宮

昨秋はすぐ横をスルーしましたが、今回は朝一訪問。
目的の八咫烏お守りをゲットして、御朱印+鳥居で記念撮影。
思いっきり観光客してます。

だんだん悪化することも知らず、快晴の秋のような青空にウキウキ・・・
飛鳥寺 明日香村に入ります。
左:日本最古の重文・飛鳥大仏がある飛鳥寺。
ちょうど、タイミング良くご住職が寺や大仏のお話をしてくださいました。
本尊の飛鳥大仏(釈迦如来坐像)が斜に構えてる訳は「なるほど!」でした。
ここの鐘は自由に打つことができ、長時間響きわたるので、じっくり聴きたいところです。
なお、駐車場は広く無料ですが、隣の民営駐車場は狭くて有料です(笑)。
岡寺  重文・仁王門。 鐘楼堂
岡寺 岡寺
昨夏、台風21号の被害を被り、あちこち虎マークの資材があり痛々しい限りです。ここも鐘が叩けます。
静かに余韻を楽しみます。
 
雨のぱらつく中、奈良中央部から離れ、チョット東の山に向かうと長谷寺
重文、長谷寺総門、仁王門。 国宝の本堂。懸造り(舞台造)
長谷寺 長谷寺舞台
長谷寺
重文、399段の登楼(のぼりろう)は圧巻の百八間。天井から長谷型灯篭。

昨年訪れた大峯山龍泉寺は「真言宗醍醐派大本山」こちらは「真言宗豊山派総本山」じゃあ、こないだ行った鎌倉の長谷寺は・・・いらん解説は止めにして。

御朱印はご詠歌をいただきました。
いく度も参る心は初瀬寺 やまも誓いもふかき谷川

で、またおかしなことにこだわって、初瀬寺は、いろんなサイトを見ても「はつせでら」と書いてあるのですが、ここの地名は「桜井市初瀬(はせ)」で「はつせ」ではありません。
寺の名前が長谷寺で、どっちが元祖で当て字はどれ?
どっちに引っ掛かったか分かりませんが、前もって調べていればご朱印書いていただいたときに聞けるのにぃ!
あとのまつり
 
法起寺 法起寺まつぼっくり
法起寺
法隆寺から法輪寺経由で2km歩いてきました。
高さ23.9mの国宝・三重塔は池に映る姿が美しい、日本最古の三重塔。
まつぼっくりがカワイイ。
 
水路 龍 すもうとり
柱 修復
法隆寺
中門、回廊に巡らされている排水路?の蓋が気になって聞いてみると、次から次へと話が出てきて、金堂(国宝)の龍、五重塔(国宝)のおすもうさん、屋根の二重瓦と裳階(もこし)、そして、柱はエンタシスなんてどうでも良いくらい、素材のヒノキの話に引き込まれました。

そもそも、ヒノキは中心部分は使えないので、ここで使われてる柱は元のヒノキを縦に4分割して扇形の木材から丸く削り出したもの。

だから、樹齢1000年以上の(柱の4倍を超える直径の)大木から作られてる。

そんなヒノキは現存していないから、
1.二度とこの柱は作れないだろう
2.そして、樹齢以上の耐用年数がある

飛鳥時代の人々がこんなこと知ってたなんて・・・
 
室生寺 室生寺
上:小雨のぱらつく中、日本最小(屋外)の五重塔(国宝)に一瞬光が差す・・・

そめいよしのにはチョット早かったけど、満開のモクレン、サンシュユ、下を見ればスミレ。

三月堂ではヤマガラとカワセミに会い、抜けるような青空・・・帰りは関宿まで「みぞれ」ってどんな季節?

新東名じゃ山越えられないか?東名で帰るか?・・・
と、出かける前に夏タイヤに替えたのを後悔しながらの帰横でした。
花の季節

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