構成(文章と映像) 2000年更新 | |||||
言葉 | カット | シーン | ストーリー | ||
私は | C1 | S1 私は学校へ向かいました |
私は学校へ向かいました 正門の前で 私はAちゃんに会いました ・ ・ ・ |
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学校へ | C2 | ||||
向かいました | C3 | ||||
正門の前で | C4 | (トランジション) | |||
私は | C5 | S2 私はAちゃんに会いました |
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Aちゃんに | C6 | ||||
会いました | C7 | ||||
映像の怖さは7カットを1カットで表現できてしまうことです。重要なシーンとそうでないシーンを分けてどのようにカットを振り分けるかがディレクターの難しさです。 ストーリー展開によっては、これを1カットで終わらせることも、S1の中にさらにシーンを追加して「昨日Aちゃんとケンカしたけど・・・」などと数十カットにすることもあります。 |
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しかし、あくまで基本は「誰がどこで何を・・・」ということを明確に視聴者に知らせること。 そのためにはカットは単語として考え、常に文章にしていく方法を考えることが大切です。 「私は人間」と書けば特に違和感はないと思いますが、
実はそのゆだね方が「考えさせるのか」「押しつけるのか」「意図的にあいまいにするのか」「さりげなくわからせるのか」・・・ここが映像の面白いところだと思います。 「起承転結をつけて」なんておっしゃる方もいらっしゃると思いますが、私は、
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極論すると、「これまで作った作品の全カットを全て単語(ことば)に変えて(てにをはを加えて)読んでみてください」 ということです。 言い換えれば撮影された良い素材が無ければ編集しても決して良い作品にはならないということです。 日本一の寿司職人でも腐ったマグロでは美味しい寿司は握れないということですね。 |
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