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パソコン基礎の基礎

第7回:DirectX
マルチメディア用「DirectX」の脆弱性を回避するためのアップデートです。
攻撃者によってファイルの削除や不正プログラムの実行が行われる可能性があります。特定のファイルがWebサイトに置かれていたり、HTMLメール添付の形で送信されてきたりした場合、Webページやメールを閲覧、サイトを訪れるだけで攻撃を受ける可能性があります。攻撃が成功すると、ファイルを盗み見られたり、ウイルスが実行されたり、ハードディスクのフォーマットが実行される可能性もあります。影響を受けるDirect Xのバージョンは5.2/6.1/7.0/7.0a/8.1/9.0a。DirectXはWindows 98以降ではデフォルトで搭載。
Startをクリック〜「ファイル名を指定して実行」をクリック。
ファイル名を指定して実行ウインドウで
dxdiag」(半角小文字)と記入。※参照
OKボタンをクリック。



※DirectXのDiagnostic(診断)という意味。Diagは様々な場面ででてきますので、覚えておいて下さい。BVW-400AにもDiagボタンがあります。
DirectX診断ツール画面
上図の「DirectXバージョン」で現在のver.を確認。
ここでは、
9.0a(4.09.0000.0901)
というver.が読み取れる。2003年7月23日現在の最新ver.
ここで、UPdate を行う。
http://www.microsoft.com/japan/technet/treeview/default.asp?url=/japan/technet/security/bulletin/MS03-030ov.asp
にアクセス。
それぞれのver.に合わせてUPdateしても良いが、この際、最新ver.にするため、DirectX 9.0b にする(WindowsNT以外の場合)
上のリンクを開くと、
MicrosoftTechNet
が開くので、ここで、一番下のほうにある
DirectX 9.0b
を探し出し、クリック
※くれぐれも、WindowsNTの方はここをクリックしないようにしてください。NTをお使いの方は、こんなところに来ないと思いますが・・・
ダウンロードの確認画面が出るので、
保存」をクリック
して、適当なフォルダに保存する。

ちなみに私は、「_imp_bup」というフォルダをD:ドライブに作っています。何故頭に_が付くかというと、エクスプローラでフォルダ表示した場合、常に先頭にくるようにする為。その中にupdateフォルダを作り、管理しています。これは、万が一Windowsの再インストールになっても、アップデートファイルはD:ドライブに残るようにするためです。
上記EXE(実行形式)ファイルは300kB弱です。こんな小さなファイルなの?と思われるでしょうが、実はこれは、
dxwebsetup.exe
という名前の通り、ダウンロードしたEXEファイルをダブルクリックすると、自動的にインターネットに接続して、変更すべきファイルを探し出し、インストールします。最大6MB程度になりますので、ISDNの方はお茶でも飲んでいてください。
ダウンロード〜インストールと自動的に行ったあとは、お約束の「再起動」になります。
で、再起動後のDirectXを見ると、
DirectX 9.0b (4.09.0000.0902)
と、最新版に変更されます。
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