甲状腺全摘出の記録 心房細動の原因はバセドウ病(甲状腺機能亢進症) 症状/治療/薬の副作用、そして全摘出手術 |
07:体重のこと、甲状腺の腫れ |
2016年10月〜2017年2月 体重は、2年前のメタボ検診までは57〜59Kg、いちおう「筋肉量が減って贅肉が増えているのは疑いない」けど、学生時代から30年以上ほとんど変わりません。 1年前の8月が56Kgでチョット落ちてきたかな? しっかり食べてるのに・・・歳のせい?程度でした。 それが、2016年8月に49kgを切るってのは尋常じゃありません。 体調が悪いのは当たり前ということですね。 |
2015年ころからのバカ食いも普通じゃないけど、その前からずいぶん長い間「かなり食っていた」よう気もします。 食っても痩せる・・・当然のことながら、自分では太った感ゼロなので 「栄養が全部脳に行っちゃうんだよ」 とうそぶいて、のん気に構えていましたが、気が付いた時には10kg近く痩せている。 それも、大量に食っていながら・・・ 本来ならば、もっと前に「何か変?」と気付きそうなものですが・・・ |
バセドウ病の診断を受けてからは、ほぼ「現役高校サッカー部」状態で「体重を戻す」ために食べていました。 実際にやたらと腹が減るし「こんなに食って大丈夫か?」という不安が無くなったので、ブレーキ壊れました。 1食で1合の米と大量のおかず、外食は必ず大盛りです。 だいたい、昼までもたないから、11時頃には昼ご飯にせざるを得ず、だから、15時にはすでに夕食にして19時に夕食その2で寝る前に麺類やらおにぎりやらお菓子やら・・・ エンゲル係数はんぱじゃない比率です。 |
8月末49.2kg、9月末54.0kg、10月末57kgまで回復しました。 逆に「こりゃ、チョット太っちゃうかな?」というところまでいきました。 10月の検診で先生に 「薬の副作用で膝が痛い!」 と言ったら笑われました。 8月から1ヶ月で5kg、2ヶ月で8kg戻したので、体重に膝がついていかなかったようです。 考えてみたら、2リットルのペットボトル4本をずっと担いでいるようなものですから(笑)。 |
中にはブレーキ壊れたまま「デブ街道」に突っ込んじゃう人もいるそうですが、私の場合はサイドブレーキが効いたようで、11月以降58kg前後をキープしています。 |
甲状腺の腫れのことだけは書いておかなければならないと思います。 |
なんで今更?です。 8月の甲状腺エコーで普通の人の2倍くらいと分かっているのに、そのころは何も感じていなかった「腫れ感」がなんで今頃?11月になって急に自覚症状が出てくるの? なんでひどくなるの? 何が何だかわかりません。 手帳にはこんなことを書いています。 11月16日 飲み込みが× 17日 少し喉痛い、腫れてる? (翌日治った) 20日 唾呑むと突っかかり感? 22日 喉腫れ気味(24日治った?) 25日 検診。触診「腫れはあるが、ひどくなったわけじゃない」じゃあ、この腫れ感は何者? 29日 喉腫れ、圧迫感ありあり。甲状腺が腫れて気持ち悪い 30日 甲状腺が腫れて下向けない。 以降、このような症状がずっと続いて、2月現在、ほとんど変わらず圧迫感が継続しています。 1月の検診の時も「大丈夫」と言われているので感覚的なものだけなのかもしれません。 しかし本来、もっと前から圧迫感や腫れ感があってしかるべきだと思うのですが、なぜ、この時期に自覚症状が出てきたのか? 太ったから? チョットだけ不安材料です。 11月末からは丸首Tシャツ下着がNGになり、思わずVネック下着を揃えてしまいました。 言い換えれば、甲状腺の腫れを自覚できるのは 「相当ヤバい状態」? それとも、感覚と実際の腫れ具合は全く別物と考えるべき? どうも腑に落ちない部分ですが、後から笑い話になってくれればと思っています。 |
記録ノートには、1月末に「心拍が大きくなった」などと書いてありますが、多分、気にしているから普段なら何気なく通り過ぎてしまう体調の変化にも敏感になっているのだと思いますし、思いたいところです。 このまま、上手く快方に向かうと信じて、少しづつウォーキングも復活しながら生活していきたいと思っています。 長い間苦しんできたようにも思えますが、過ぎてしまえば笑い話。 まあまあイイ感じです。 あっ、ついでに書いておきますが、禁酒は続いています。 もう、一生飲まないかも(笑) あれだけ好きで「無けりゃ生きていけない!」が・・・すんなり止められるものです。 禁酒によって、社会人になってから忘れていた「別の虫」が出てきました。 本の虫です。 周五郎の短編時代小説はほとんど読んでしましました。 今読んでるのは池波正太郎「火の国の城」、間もなく読み終わります。 寒い冬、布団にもぐってページをめくるのが至幸至福。 |
そして・・・まとめはもう少し年月が過ぎてから書くことにします。 2017年2月6日 |
08:そして・・・ぶり返し(涙) |
目次 |
01:前フリ(最悪の生活習慣) 02:症状と言えるかどうか? 03:心不全。不整脈と心房細動って何? 04:横浜市立市民病院 納豆人間復活! 05:甲状腺機能亢進症(バセドウ病) 06:副作用 07:体重のこと、甲状腺の腫れ 08:そして・・・ぶり返し 09:薬と症状の因果関係の訂正? 10:1年が過ぎて、2年目に突入 11:トレッドミル検査 12:アイソトープ治療の行方 13:ヨウ化カリウム 14:ヨウ化カリウム その後 15:ヨウ化カリウム中止 16:メルカゾール限界量に挑戦 17:最後の決断 18:横浜市立大学附属病院 19:全身麻酔、甲状腺全摘出手術 20:最終回、退院後初検診 Add:2019年6月、術後10ヶ月、完治宣言! |